渋谷のおいしい魚や”むつ湊”です。今回は金目鯛の豆知識をご紹介します。
金目鯛は別名マキン、アカギとも呼ばれている魚で、その名前の由来は「金色に輝く目と、キレイな赤い体色から鯛の代わりに使われた」という事からきています。そう、実は金目鯛は名前に「タイ」と入っていますがマダイなどのスズキ目タイ科とは異なる種類でキンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚なのです。
ご家庭で金目鯛を調理する際は、
①体色が真っ赤で目に張りがある。
②ウロコがしっかりとついていて光っている
ものを選びましょう。尾びれの先が黄ばんでいるのは鮮度が落ちてきている目安になるので尾ひれの先が黄ばんでいるものは避けるようにしましょう。
脂肪が多いわりにはさっぱりとしているため、幅広い調理方法で楽しめますが、少しにおいが強いため、塩焼きにはあまり向いていません。アラや尻尾は捨てるのではなく、お味噌汁で楽しむのがオススメです。また、最近ではアクアパッツァで楽しまれるかたも多いようです。
しかしオススメの調理方法はやはり、煮付です。そう、なんといっても金目鯛といえば煮付。ふんわりと柔らかく脂ののった旨味の詰まった身と、深い味わいの煮汁が口の中で溶け合う煮付は、誰もが好きなのではないでしょうか。
ちなみに、金目鯛はうろこが硬いので、調理する際にはうろこの取り残しには充分注意してくださいね。また、金目鯛は鮮度が落ちるのが早いですので、できれば買ったその日のうちに食べるようにしたいものです。
そんな金目鯛の煮付ですが、むつ湊ではランチメニューとして「金目鯛煮付」を1,000円でご提供しております。渋谷でランチの際はぜひ一度、むつ湊の金目鯛煮付をご賞味ください。